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2022年11月25日

NMT inc. インタビュー特集 第57回 碓氷彩乃

20221125
所属モデルをより深く知って頂く事を目的としたインタビュー特集。
第57回目は、碓氷彩乃(うすいあやの)のインタビューをお届け致します。

―入学式でのスカウト―

▼モデルを始めたきっかけは?
大学の入学式でスカウトされました。

▼声を掛けられた時の心境は?
スカウトって本当にあるんだと(笑)。
地元の福島では声をかけられた事がなかったので、結構驚きましたね。

▼以前からモデルに興味はあったのですか?
興味はありましたが、写真を撮られるのが苦手だったので、やれると思っていませんでした。
東京の生活に少し慣れた頃、新しい事にチャレンジしたくなって事務所に所属しました。

―視野を広げた学生時代―

▼学生生活はどうでしたか?
カトリック系の高校の英語科でした。
英語を学ぶ中で、自然と海外に目が向くようになりました。
担任の先生や両親の影響もあって、もっと色々な世界を見た方が良いと強く感じるようになったんです。

▼大学での専攻は?
上智大学総合グローバル学部に進学しました。
地域研究で東南アジアに関して学びながら、ボランティア活動に全力を注ぎました。

▼ボランティア活動で印象に残っているエピソードは?
フィリピンに数回行ったのが心に残っています。
募金が実際にどう使われているのか、現地の方達がどのような生活をされているのかを見たかったんです。
そこでは私の想像を絶する困難な状況が広がっていました。
ただ、そんな厳しい状況下でも生きる強さや、コミュニティを守り抜く逞しさを感じましたね。
日本で生活していたら気付けなかった事を目の当たりにして、一日一日を大切にしようと思うようになりました。

―ダンスが変えたモデルへの道しるべ―

▼ところで、昔は人前に出るのが苦手だったんですよね?
苦手でしたね。ダンスで舞台に立つことはあったんですけど。
小学校の頃、答えが分かっていても手を挙げないタイプでした(笑)。

モデルを始めてからはどうですか?
モデル活動を通じて180度変わりました。
現場で初対面の方とコミュニケーションをとる中で鍛えられましたね。

▼ちなみに、ダンスのキャリアはどれぐらいですか?
5歳からヒップホップとジャズダンスをしています。
東京のワークショップに参加したり、大会に出場したりと結構ダンス漬けでした。
両親が「一度決めたらトコトンやりなさい」というスタンスだったのも影響してるかな。

▼最近もダンスを活かした広告が決まりましたね!
そうなんです!これまでダンスを一所懸命やってきて良かったです。

―旅で得たもの―

▼モデルのキャリアを教えて下さい
テレビ番組やCMを中心に活動してきました。
番組で海外に行く機会もありましたね。

▼どんな国に行きましたか?
スリランカやアンドラ公国等、アジアやヨーロッパの小さな国に行かせて頂きました。
「絶景に建つ家を探しに行こう」という企画では、スリランカの紅茶畑を訪問したんです。
そこでは、地主と茶畑の労働者との格差に愕然としました。
学生時代のボランティア活動である程度の知識はありましたが、それでも衝撃を受けましたね。
改めて本当の豊かさとは何かを考えさせられたな。
上京して人や物で溢れている生活だったので、初心に戻るきっかけとなりました。

―モデルとしての顔―

▼彩乃さんは撮影になるとスイッチが入りますよね
ダンスの影響が大きいですね。
感情のコントロールや表現力はダンスで身につけました。
普段落ち着いてみられることが多いのですが、友人の前では違った一面を見せているようです(笑)。

▼今後どんなお仕事をやりたいですか?
NMT inc.に入ったからには、これまでの広告のお仕事は勿論、ファッションのお仕事も増やしたいです。
息の長いモデルになるのが目標です。

▼最後に、NMT inc.に所属してどうですか?
ポジティブでいられる環境だと思います。
マネージャーに相談しやすいし、こんなに恵まれた事務所はないかも。
毎週のレッスンでは一緒に頑張る仲間がいる事で、凄く励みになっています。
与えられた環境の中で、どこまで頑張れるかは自分次第だなと。
応援よろしくお願いします!

 

【編集後記】
「与えられた環境の中で、どこまで頑張れるかは自分次第」
多くの渡航やボランティアの経験から、本当の豊かさと常に向き合ってきた碓氷。
外見の可憐さだけではなく、彼女の内面から溢れ出る知性や意志の強さを強く感じた。
私は碓氷の期待に応えるべく、最高のステージを提供できるように全力を尽くしたい。
碓氷の真っ直ぐな眼差しで、私はそんな衝動に駆られた。

☆碓氷彩乃プロフィール☆

(インタビュー)溝部香苗 NMT inc.マネージャー。89年生まれ。大分県出身。「CONVERSE TOKYO」では、プロジェクトリーダーとして全店舗のスタッフマネジメントに従事。弊社では、エステサロンの経営経験を活かし、モデルのトータルビューティーにも貢献。ネガティブワードや圧迫感のある言葉を使わず、モデルと寄り添う気持ちを大切に日々奮闘中。