東京モデル事務所|ニュートラルマネジメント

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#03 モデルの仕事が決まるまで

モデル事務所という仕事

モデルの仕事は、どのように決まるのか。

オーディションを受けて決まる仕事もあれば、プロフィールや過去の実績を元に、オーディションを行わず決まる仕事もあります。

広告、雑誌、ショー、ECなど、仕事の種類によって選ばれ方もさまざまです。

前回の記事では、モデル事務所を選ぶ時に見ておきたい事について書きました。

今回は、事務所に所属するモデルの仕事が、実際にどのような流れで決まっていくのかについて書いてみたいと思います。

01

案件ごとに、求められるモデルは違う

モデル事務所には、クライアントや制作会社、キャスティング会社などから、日々様々な依頼が届きます。

「20代のモデル」
「スポーツ経験のあるモデル」
「特技のあるモデル」
「演技力のあるモデル」

年齢やサイズだけでなく、イメージや経験、表現力など求められる条件は案件によって違います。

同じブランドでも、企画やシーズンが変われば必要とされるモデルが変わることもあります。

モデルの仕事は、単純に「人気がある人から順番に決まる」というものではありません。

その仕事に誰が合うのか。
まずはそこから始まります。

02

選ばれ方は、案件によって違う

モデルの選考では、コンポジットやプロフィールが大切な判断材料になります。

案件によっては、コンポジットによる書類選考だけで、そのまま仕事が決まることもあります。

一方で、オーディションを行い、実際の雰囲気や表現を見て決めることもあります。

選考で見られるポイントも、案件によって様々です。

過去の仕事や現場での経験
ムービーへの適性
商品の見せ方
ブランドとの相性

こうした点なども見られます。

さらに、撮影日程や競合条件、ギャランティなど実務的な要素も関わります。

過去にそのモデルと仕事をしたスタッフからの評価が、判断材料になることもあります。

つまり、ひとつの基準だけでモデルが選ばれているわけではありません。

その案件に必要な条件を重ねながら、候補が絞られていきます。

03

事務所が提案しても、仕事が決まるとは限らない

モデル事務所は、案件の内容を確認し、条件に合うモデルをクライアントへ提案します。

そこから書類選考が行われ、必要に応じてオーディションやキャスティングへ進みます。

最終的な決定には、クライアントだけでなく、広告代理店、制作会社、クリエイターなど、複数の人が関わることもあります。

そして、最後まで候補に残っていても決まらないことがあります。

反対に、ある案件では最初から強く名前が挙がり、そのまま決定することもあります。

モデルの仕事は、
多くの条件と判断が重なった先で決まっています。

04

決まらなかったことにも、いろいろな理由がある

オーディションに呼ばれなかった。

最後まで候補に残ったけれど、決まらなかった。

モデルの仕事を続けていれば、そういうことは何度もあります。

ただ、それがそのまま「評価が低かった」という意味になるとは限りません。

今回は別の雰囲気が必要だった
商品のサイズとの相性が合わなかった
共演者とのバランスで変わった

モデル本人の力とは別のところで、結果が変わることも少なくありません。

長くこの仕事を見ていると、
モデルが選ばれる理由も、選ばれなかった理由も、
一つではないと感じます。

もちろん、改善できることがあれば次に活かす必要があります。

ただ、一つの結果だけを必要以上に大きく考えない事も、この仕事を続けていく上では大切です。

05

仕事が決まったところから、新しい評価が始まる

選考が終わり、仕事が決まる。

そこからは、プロフィールやコンポジットでは見えなかった部分も評価されていきます。

時間を守ること
現場で求められていることを理解すること
スタッフや共演者と気持ちよく仕事をすること
求められた表現をきちんと形にすること

一度の撮影で得た経験や評価が、その後の提案につながることもあります。

モデルの仕事は、ひとつのオーディションやひとつの撮影だけでできているわけではありません。

提案されること
選ばれること
現場で応えること
その経験を次につなげていくこと

その積み重ねが、モデルとしての信頼になり、少しずつキャリアをつくっていきます。

私たちモデル事務所の仕事も、その一つひとつをつなぎながら、目の前の仕事だけではなく、その先のキャリアまで考えていくことだと思っています。

WRITER

岡本 浩太郎 KOTARO OKAMOTO

大学在学中よりモデルとして活動し、『MEN'S CLUB』レギュラーモデルを務める。 2000年に単身で香港・シンガポールへ渡り、アジア圏でもモデルとして経験を重ねる。 帰国後は俳優に転身し、映画・ドラマ・舞台などに出演。 2013年、株式会社ニュートラルマネジメントを設立。現在、代表取締役。

2026.9.14